[トップ] [検索] [管理用]
Jin's Diary&Essey

  #930
no.21 WS 終る
Date: 2017/08/29(Tue) 
 おとといの27日(日)、満10周年を超え21回目となる「教育音楽学会・ワークショップ」が開催されました。

 常連の30名の会員に新しい仲間も加わって、一日中ホールには暖かいハーモニーが流れ続けました。カノン…輪唱というと日本ではまだまだ子ども騙しの「かえるの歌が・・ケッケッケ」の世界を思い浮かべる事だろう。しかし「学会」の眼目としている事は、カノンで耳を準備し、和音感訓練で更に本格的に聴覚を錬磨し、ついにはボリフォニーの優れた「音の紡ぎもの」をエンジョイ出来る力を獲得しようという狙いが有る。

 つまり、フーガ、バッサカリア、をはじめとする優れた複音楽(ポリフォニー)を聞き取れる耳が無ければホンモノの音楽を聞いた事にはならない、という岡本の固い信念からのチャレンジコースなのだ。

 僕の一人芝居でなくスタッフ諸氏の指導力もぐんぐんと増して来て、小関氏の「倍音の話」、高牧氏の「全体把握の上の運営」、高牧恵里氏の「即興的要素を備えたビアノ」、堀内氏の「コンピュータを縦横に駆使した資料提示」などなどそろそろ岡本は基本テーマの提示のみに留まってあとは次世代によってワークショップが進んで行ける予感を強く覚えた事だった。

 聴講した会員諸氏は一日も早く和音感を身につけ、ポリフォニーを十分に咀嚼し、それらの力の裏付けによってご自身の活動の場に役立つ指導力(学会ではこれを「指揮法」と呼ぶ)を展開して頂きたいと思っている。

「音感」「ポリフォニー」「指揮法」を三本柱として発足した当学会のポリシーは真に正しい事だ、と信じている。

 次回は3月末の予定、更に多くの音楽同志をお待ちしている。学会ホームページは http://www.k5.dion.ne.jp/~e_music/