[トップ] [検索] [管理用]
Jin's Diary&Essey

  #918
プロは厳しく ! だぞ
Date: 2017/05/22(Mon) 
 アマチュアのコーラスで「第9 」の稽古を他人がやっているのを遠くから見たことがある。大変厳しい指揮者のようだった。

 そこのテナー、ピッチが低い !
 そこのアルト、出だしか゜揃わない !
 ああダメダメ、ドイツ語の発音が・・・

 などと怒鳴りっぱなし、そのくせ大阪からチャーターしたプロのオケに向かうと「あ、そこのオケの方・・」と猫なで声 !

 シロート衆の集まりの合唱団はすっかり萎縮してしまっていつも出来ている事さえも満足に出来なくてまた怒鳴られる・・・

 よく見られる光景らしいが根本的に間違っている、と僕は思う。プロは完璧に出来て当たり前、愛好者には丁寧に易しく噛んで含めるようにして音楽の魅惑的世界にお誘いするのがプロの務め・・・これが岡本の信条 !

 きのうの事だった。西日本の某都市で7月にやるMozartの名曲のソロ合わせが有った。約束の時間から遅れて現れたSop.のソリストが大きなマスクをしたまま、碌にコンニチワも言わずに「体調悪くて声が…」とモソモソ僕に言う。僕は「大きな声で無くていいからアンサンブルのタイミングだけでもやりましょう、そうしないと他のソリストやコーラスが曲の全貌を掴むことが出来ないので」と告げて始めた。

 素晴らしいテナーとバスのソロ、それにアルトも相当頑張ってくれていよいよSop.のオバサマの所、なんと出だしをとちる、ピッチはデタラメ ! ! 「体調悪くて声が…」とは嘘八百、初見だってもう少しは音楽になる筈。何回も曲が停まり、遂に岡本の大声「全然さらってないんだろ、お帰り ! 」会場全体がシン、となり問題のソリストはシクシク & メソメソ・・・

 いくら地方だとはいえ、東京の音楽大学を出ている人が全然歌い込まずにノコノコとリハーサルに遅刻して来て「体調悪くて…」とぬかす、呆れてしまってコーラスの役員に「件のソリストの首のすげ替え」を依頼して稽古は滅茶滅茶、わざわざヒコーキに乗って稽古にいったのにとんだ無駄足だった、やれやれ・・・