[トップ] [検索] [管理用]
Jin's Diary&Essey

  #917
ほどほど ずぶずぶ
Date: 2017/05/18(Thu) 
 なんだか筆が進まない。書きたい事は最初から決まっているのに、ズバっ と書いてしまうと「要領良し」みたいになるのでは…と心配になり、婉曲に伝えようとすると「自慢話めいて」忸怩たる心境に陥るという始末、いっそのこと #915, 916を削除してしまいたいくらいになっている。

 なので、急ぎ結論を述べてひとまずこの駄文を締めくくりたい。

  いまこうして元気に音楽に没入していられるのは、それ以外の全てを殆ど切り捨てて来たからである。

 あんなに好きだったテニスも、身体壊す迄やらず7割程度で止めた。芝居好きも、一緒にやっていた仲間がプロの劇団に入ってあの中学生時代のような生彩を欠き、遂に下積みのまま足を洗わざるを得なかった事。せっかく大学の先生になれたのに、学生そっちのけで昇進運動盛んな同僚達に " げんなり " してしまったこと。そのほか、いろいろな興味・関心事をひとつひとつ深めて行く道筋で「これ以上」のめり込むのは自分らしく無い ! と判断したことからスッパリ足を洗ってしまった事・・・。

 どれもこれも7割に達しない所で身を引いてしまった。

 気が付くと「一番求められている僕の能力… 言い換えると「話術」を駆使してアマチュアの音楽愛好家を一段高い音楽の妙味 ( すぐれた味わい・おもむき ) の境地に引き上げて差し上げる仕事に邁進する事。それを実現する為には良き同僚にも恵まれなければならない。幸せな事にその「良き同僚」が何人か居て彼等に大変助けられて来た。

 殆どの事を「ほどほど」で遠ざかり、残されたたったひとつのことに「ずぶずぶ」っと入って夢中になってやって来た。その収斂の結果が10年前に出来上がった「教育音楽学会」だ と今思っている。集まって来る真面目な音楽愛好家達、そして自らも一段上の音楽家として研究を深めたいと願うプロの音楽家達、それらの人々に囲まれて己も一緒に更なる高みを目指すという理想の環境が生まれた ( 数人の優れた後輩のお蔭で立ち上げることが出来た ! )

 「せっかく<天 = 大自然> ( 直接的には両親 ) から授けられた命なのだから・・・ここに気付いて残された命を全うしたい。
 
  81回目の誕生日を控えてつくづく思う今日この頃・・・嗚呼 !