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Jin's Diary&Essey

  #870
小森昭宏さん逝く
Date: 2016/07/07(Thu) 
 突然の報せが全く信じられなかった。

 翌日病院に駆けつけ、眠っているような ニコッ と微笑んでいるようなお顔を拝見して、まだ信じる事は出来なかった。
つい先日迄TBSの こども音楽コンクール の審査をはじめなにかとお目にかかってはいろいろとご指導頂いていたのに・・・。
代表的傑作「音楽物語・窓際のトットちゃん」を演奏する為に九州や四国にご一緒した時の事が脳裏を駆け巡った。

 お父上の小森宗太郎さんは日本のオーケストラ創成時代からのティムパニ奏者、「息子は作曲家 ! 」が口癖だった。
長男の「昭宏」さんは、もともと慶応大学の医学部ご出身、腕の立つ脳外科のお医者さんとしてスタート。
同時にNHKで幼児の為の音楽を沢山書かれ、中でも「ブーフーウー(3匹の子豚)」は代表作と今でも言われる。
他にも「げんこつやまのたぬきさん」「黒猫のタンゴ」等の制作を始め子どもの為の歌を数え切れないほど書いて居る。

 劇の為の音楽にも力を注ぎ、「演劇集団・円」の「あらしのよるに」では日本児童演劇協会個人賞を受賞している。

 コンクールの審査で隣りに座った時「どうしてこのようなチンプンカンプンの音楽が流行るのだろうね」と始終言われた。

 Wikipedia には小森さんの履歴、作品、などが数ページに亘って詳しく紹介されている。

 日本の音楽界で大切な方がこうして旅立たれるのに遭遇すると、切ない思いと共に焦燥感が湧き上がるのを抑えられない。

 間もなく四十九日忌となる、「小森さん良い曲作り続けていますか ? 」