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Jin's Diary&Essey

  #850
心配な日本語
Date: 2016/01/20(Wed) 
 ひところタモリが此の頃の日本語のアクセントについて「変な節回しになりつつあって聞き苦しい」というようなことを盛んに言っていた。それは、「・・・がー」「・・・でー」と語尾を長めに引っ張る若い人(特に女性)の癖の事だった。彼は音楽に堪能だけにさすが聴覚が人よりも発達しているのでいち早く気が付いていたのだろう、僕もこの意見に賛同していた。

 それから数年経って、最近のこの語尾の変な癖は一層著しくなった。

 「・・・がー」「・・・でー」だけでなく殆どのセンテンスの終り(ブレスの前)を引っ張るだけでなく音程迄ずり上がって、妙にブツ切れの話し言葉が定着しつつある。中年からこどもまで、つまり母親の喋り癖がその子どもにうつり、あまつさえ小学校の女の先生もこのような語尾で児童に語りかけているのだろう、あっというまに日本中「変な日本語の響き」が伝播している。

 話し手のプロのアナウンサー(女性)にもこのような話し方をする人が日に日に増え聞き苦しい事限りない。

 言葉に関しては、間違った用語や流行りの崩れた言い回し(肯定に「全然 !」を使う事が急激に増えている)に気づいて直さなければ、という意見は時々耳にすることがあっても「・・・がー」「・・・でー」というような喋り癖についての意見には中々お目にかかる事がない。

 ここにも「なにを・・」を気にすることがあっても「いかに・・」には気づかない(この場合聴覚)日本人の弱点がある。

「ハード」は誰にでも気づく事はあっても「ソフト」には鈍感なことがこの問題にも現れている。

 やっぱり「日本語 省」の設立が必要だ !