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Jin's Diary&Essey

  #812
風を起こす、風を感じる
Date: 2015/05/20(Wed) 
 空気中で物体が振動すると、その物体に密着している空気が振動し、その振動が隣の空気、隣の空気と伝わって遂に私たちの顔に到着し、更に耳の中の空気迄振動させ,その振動が鼓膜に達し鼓膜が ))))) と振動すると神経がそれを脳に伝え「音」を認識する。(ちょうど満員電車が急停車して"将棋倒し"になったように・・・)これは学生時代に物理の先生から習った「音」の話。
 
 その空気の「振動数」を高さと感じ「振幅」を強さと感じ、振動する波が正弦波=サインカーブであれば純音(音叉のそれ)、波の形が複雑であればその形状によって「音の色」の差異が生じる…と。
今のようにコンピューターが発達する40年も昔の授業だったからすべては黒板に書かれて説明があった。

 同じ頃、音声生理の先生から、声帯が振動すれば声となり、弦や管が振動すれば楽器の音、振動する数が数10/sec.から2000/sec.位までがふつうの人間には聴こえ、他の動物ではもっと少ない振動や多い振動をも「音として」感知するもの居り !
というのもいまどきの子どもだったら知っているだろうし、音楽大学の授業としては素朴そのものであったように思う。

 退屈な話の前ふりはこのくらいにして

 #806にも少し関連するが、五官に関する人間の関心・興味は尽きる事が無く、匂いだの味だの色彩には日々敏感になり皮膚感覚も鋭くなって空調についてもやかましい。しかし相変わらず聴覚には寛大(鈍感)で、音楽を職業とする者にとっては嘆かわしい問題が山積している。しゃべりを生業とする人は慎重に言葉を選び鼻濁音等の末梢には評論家も少なくないが、肝心の喋りの音量や音色には疎いらしくお世辞にも心地よい音色や耳ざわりの良い声量で語る人の稀な事。マイクロフォンが今程発達していなかった昔のほうが「語りの名人」か゜多かったように思う。

 得意げにスピードで喋り続けるスポーツアナ、必要以上声をひそめさえすれば劇場中継が上品だと誤解するアナ、もっと思い切ってここだけの告白をすれば「愚にもつかない詞とメロディーで日々生産される大衆音楽」も多過ぎる(無駄な風)。

 B級グルメが次々と飽きもせず話題になるのと同様に、B級ミュージックが普及しなければならない必然性がどうしても理解出来ない「頑固な指揮者」がここに居る。あなたのご意見が欲しい。