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Jin's Diary&Essey

  #804
ワークショップ終る
Date: 2015/03/22(Sun) 
 801,803…と学会の話題が続いて恐縮ですが、過去15回と同様、いやそれ以上の大きな成果があったので振り返り「総括」とまではいかないが反省と次への期待をこめて以下のエピソードをもってご報告に代えます。

 唐突ですが、今から30年以上前に「とてつもない」内容と厚さを持った " 或る楽譜 " を思いついていろいろな出版社に提案したことがありました。その前例のない「とてつもなさ」に、どこの出版社も首を縦に振る事はありませんでした(微苦笑)。

 タイトルは「音楽大全」又は「家庭の音楽十全」とでも云う物で内容は、アマチュアでも十分に弾く事の出来るビアノの名曲20曲程に始まり同様にヴァイオリン名曲(含むチェロ)、管楽器名曲、万人が愛唱する歌曲、重唱、合唱名曲 (こども・女声・男声・混声) 100曲を遥かに超える万人の愛する名曲集、一端を挙げればバッハ作ルター編・コラール「神は我がやぐら」、ヘンデル・「ラルゴ」「陽気な鍛冶屋」、ボッケリーニ・「メヌエット」、ハイドン・「セレナード」、モーツァルト・アイネクライネ、子守唄、アヴェヴェルム、ベートーヴェン・月光の曲、混声で自然における神の栄光、シューベルト・軍隊行進曲、野ばら、メンデルスゾーン・歌の翼に、合唱曲 三つの民謡、シューマン・トロイメライ、合唱 流浪の民、ショパン・ワルツとノクターン2曲ずつ、グノー・アヴェマリア、J.シュトラウス・美しく蒼きドナウ、ヴェルディ・オペラのアリア1~2曲。

 ここから先はきりがないので音楽家の名前だけ挙げるので曲名は貴方にお任せ、オッフェンバック、ズッペ、フランク、スメタナ、フォスター、ヴァルトトイフェル、ブラームス、ビゼー、ムソルグスキー、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、マスネー、グリーク、サラサーテ、フォーレ、トスティ、スーザ、エルガー、プッチーニ・・・印象派以前(1800年頃迄)だけでもこんなにあります。ざっと30人を超えていますから一人当たり2~3曲を精選して掲載しても100曲を超え、1000ページでは収まりそうにもありません。このような電話帳ぐらいの厚さ(東京の場合は4~5センチはある)の楽譜が家庭のピアノの上に「ドカン ! 」と乗っかっていて、家庭の誰でも(祖父母、お父さんお母さん、高校生の娘、中学でブラスに参加している男の子などなど)が気が向いた時にこの本を開き,やがて家族の皆が集まって来て歌ったり合奏したり…と音楽に浸るひととき。

 日本の家庭にはピアノが500万台はあるだろう、とあるメーカーが言いました。その内でいつもふたが開いている(つまり使われているのは5%以下・・5万台 ? ! )などと平気で言っています。

 一家で楽しい食卓を囲むように、たまには家中で音(音楽)に浸るひと時があればな〜、と夢想する僕のささやかな種播き水やり肥料の施し、それがワークショップで実践しなくてはならない一番大切な事、と念じて昨日も一日中いろいろな年齢といろいろな職業の人達(音楽家でない人の方が多い)と一緒に「音感・カノン・指揮法そして修了曲のハイドン・ネルソンミサのクレド」に取り組んだのでした。この人達がやがて「電話帳のように厚い名曲集」を愛用する知的な市民になるに違いない、それは丁度殆どの家庭に備えられている画集、文学全集、童話集、写真集・・のように・・・以上。