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Jin's Diary&Essey

  #801
耳から食べる・口から聴く
Date: 2015/03/06(Fri) 
 食いしん坊にとって、耳に痛いのは「スナック菓子や和菓子、ケーキやクッキー類、うどん、ラーメン、パスタ、ピザ」などカロリーの高い、塩分や糖質の過ぎるものの食べ過ぎ、反対にビタミンやミネラル、繊維質の少ない食べ物の不足についての注意が氾濫し落ちつかない気持にさせられる。

 ヒトにとって必要とされる栄養価がありそれを下回ると「糖尿病、高血圧、メタボリックシンドローム、がん、鬱病」更には犯罪の増加 ! までが喧伝されるのでおちおちしていられない。「ダメ ! 」と言われる食べ物程誘惑が激しく、いい年になってもビスケットをつまみ出すと止まらなくなる自分が情けない。食物と健康について医学や科学が年々発達し納得させられるデータが " これでもか " と突きつけられる。

 これと同様に氾濫する音楽について医学や科学が発達し「そんな音楽ばかり聴いているから脳みそがこんなになってしまった」・・・などとデータが突きつけられたらすこしは心地よい響きが流れ出す事だろう。

 音楽を聴きながら「心電図」「脳波」「筋電図」その他を調べてみたい、と提案した事もあったけれど、果たしてそんなことで有益な音楽を選別する事が出来る筈も無い。ガチャガチャする音楽ばかり聴いているヒトがリッバな人格者である事はいくらでも例があり、反対にオーケストラの定期演奏会で高尚な ( ? ) 音楽にドップリ浸っているヒトの中に " 鼻持ちならない " とんでもない厭な奴が居ないとは決して言えない。

 ここらあたりの問題に突き当たって60年が経過したけれども、サッパリいい智慧が浮かばない事に残りの人生を考えると焦ってしまう自分がもどかしい。

 教育音楽学会、第16回目のワークショップが迫ってくる・・・ 「耳から食べる・口から聴く」の命題に悩むここ数日。