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Jin's Diary&Essey

  #773
合唱団の中に合唱団 ? !
Date: 2014/10/25(Sat) 
創立の時から30数年指導した「専修大学グリークラブ」が生まれて半世紀を超えこのほど第50回記念コンサートを11月30日(日)に日経ホールでやる(1963年に発足しその年に発起人肥田英臣の出身地沼津で最初のコンサートを行い翌年正式の第1回演奏会を東京で行ったのでその沼津を「第0回」と数え、・・周年と第・・回とは一年のズレがあるというややこしさ ! )。

フィナーレのOB合同のステージにはかつての指導者押塚登貴夫氏と小生も引っ張り出されて指揮する事になっているしプログラムの中には更に「特別出演」として「フェニックス・グリークラブ」の名がある。このグループは「OB合唱団の中に生まれたもう一つの合唱グループ」なので少々説明しておかないとややこしいことになる。

OBのコーラスは始めのうち現役のコンサートのフィナーレに顔を出して何曲か懐かしい曲を一緒に歌う程度のことだった。いつとはなしに独立し別の日に定期的な練習日を設け新しいレパートリー作りをするようになった。やがてOBの中で年齢の開きが生まれるようになる。

同期生ならば一緒に歳取って行くから思い出話も共通する、しかし同窓生となると10年20年30年40年…と段々歳が離れて行き、話題にも乖離が生まれ、歌いたい歌も違い、活動の密度も暇な年齢と働き盛りだけれど歌う意欲は負けないくらい盛んな連中の集まり…等といくつかの流れが自然に生まれてしまう。500人にもなるOBを一本に纏めて毎週おんなじ歌で皆が楽しむ、ということが無理になって来た。そこでこんな提案をした。

 「こんなに大勢になって歳も離れて来たのだから趣味とか意欲とか暇の度合いとかで幾つかのグループを作れば ? 」

はじめは理解し難かったようだが、やがて新曲を歌うグループ、昔の懐かしい歌だけというグループ、歌は程々にして後半は飲み会に…などと各人のホンネが出てOB活動の中に幾つかの孫グループが生まれた(フェニックスもその内の一つ)。

同期だけで歌い続けるグループ、邦人作品だけを掘り下げたいグループ、発足当初の記念的レパートリーに磨きをかけた連中等、面白い事になって来た。これなら長続きするに違いないと思った。「OB」という一本の括りだけで何10年もやっていると段々先細りになって行き現役のコンサートの日だけ顔を合わせる儀礼的な集いになりがちだった所を趣味や年齢や夢の度合いなどに分かれて、会の中にいろいろなクラブ活動が発生し活動して行く面白さ楽しさ、たった4年の現役時代に知り合った仲間が卒業後何10年も付き合いを重ねて行き生涯の友となる・・・

それでこそホントのクラブ活動から生まれた「実り」なのではあるまいか ! !