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Jin's Diary&Essey

  #742
クッキング番組
Date: 2014/05/25(Sun) 
自分ではたいした調理をするわけではないけれど,なんとなく興味を引かれて料理番組を割合よく観る.
ただし日本の番組で女の料理人が出演しているものよりも,どちらかといえば「BS258のディーライフ」あたりの外国の料理人が気に入っている.

外国人の男の料理人は割合にガサツなフィーリングの人が少なくなく,そこら中に切れっぱしを散らかったままにしたりこぼれ落ちた野菜を手でさっと拾って鍋に戻したりする様子が自然で良い.日本の番組は必ずと言って良い程アナウンサーが横にベッタリとくっついていて、余計な手出しや口を出すのが目障りだし飛び散った材料や吹きこぼれた鍋の縁をチマチマと拭き取ったりするのがいかにも「清潔にこの番組を進めて居ります」風なお節介が本筋を忘れて邪魔.

そのくせ,日本の料理人は(女性に限って言えば)料理の目的が曖昧で「簡単 ! とか,手間が省ける」と云うことを強調し過ぎているので観ている主婦のご機嫌取りみたいな所が気に食わない.その点ガサツに見える外国のシェフはパッパッと手際良く料理を進め,あっというまに数人分の料理数点をテーブルに並べて見せる.日本のそれは,2人前というのが建前らしくその点から見てもチマチマとしている.

ところで,この欄で「料理番組」の評論をするつもりなど無い.とかくわが同胞は日頃チマチマとした振る舞いが多く,それは一見親切そうに見せたり,潔癖感に溢れているように見せたりしているつもりらしいけれども,そのことに心を使い過ぎていつの間にか本質を外れて周辺のシチュエーションを整えようし過ぎている.殊に昨今困ったことに「お・も・て・な・し」という観念がはびこってテレビの番組でも普段の色々な出来事でも本質の一歩手前の所でグズグズと手を拱いている様子が目立つ.

  料理番組でも見て「本質の一歩手前の所でグズグズと手を拱いている」風潮を一掃しなければ・・・と痛感している昨今.