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Jin's Diary&Essey

  #735
味覚と聴覚と
Date: 2014/04/01(Tue) 
一年の四分の一が過ぎた。時は矢のように過ぎて行く。香川二期会,福岡火曜会,教育音楽学会ワークショップ,この三つがそれぞれ回を重ねた。

ところで,世の中相変わらず "グルメブーム" とやらで人々はそこら中でやたらに貪り食っている。
テレビでは朝っぱらから出演者達が,街では老若男女が食いもの屋だのデパートの食品売り場に群がっている。ひと様の家庭を覗き見る機会はめったに無いけれども毎日の食事にどんなものを食べているのだろう ? 受験生の一人暮らしならばいざ知らず,まさか出来合いの物を買って来て簡単に温める ( それどころかそのまんまで ) 程度のことで満足しては居ないだろうね。

子どもの頃は戦争まっただ中だったのでろくに食べ物が無く,そこらに生えている はこべ ペンペングサ よもぎ などを摘んで来て雑炊に入れたり,カボチャを ( 実だけでなく葉っぱや蔓まで ) 食べさせられ飲み込むのに一苦労だった。

先日終った朝の連続ドラマをたまに観ていると,ちょうど僕の子どもの頃の耐乏生活そっくりで「よくぞ生きていたな ! 」と思ったりした。主役の演じる母親が実に創造的な人物に描かれていて,次から次と色々と工夫しておいしそうな食べ物を作り出し家族や近所の人達を喜ばせて居た。ストーリーそのものは陳腐な内容であったが,皆が「ごちそうさん ! 」と言ってむしゃぶりつくシーンだけには救われたものだ。

三つ子の魂・・・とやら,三歳頃迄に脳みそに刻み込まれた味覚はその人の一生の「食べ物生活」に大きな影響を与えると云われる。たしかに小さい時にキチンとした食べ物 ( 食べるときのお行儀も ) を経験して育った人は大人になってから慌てて味を覚えようとしたりお行儀に後ろ指を指されることなど無いのだろう。

   「お見合い」に限らず相手を一目で観察するには一緒に食事をすれば容易に分かる ! と昔から言われる。

前置きで一杯になった。これからジックリと音楽の話をしようと思っていたのに「食べ物・食べ方」に例えているうちにスペースが一杯になった。

本題の話はいずれ・・・