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Jin's Diary&Essey

  #716
非創造的時代 ! ?
Date: 2013/11/22(Fri) 
毎日々食べ物の話題で溢れかえって厭になる今日この頃。日本人はこれほど迄に食いしん坊だったのかと思う。
数十年前の戦時中から敗戦直後迄は確かに飢えていた。芋や大豆の粉はなんとしても喉を通過しなかったしその辺に生えていた草やカボチャの蔓が入った給食は辛いものがあった。

それから半世紀、思えば随分贅沢に慣れてしまった。アワビだエビだ寿司だステーキだ…などといつのまにか大金持ちの食事が当たり前のようになった。
そうなると、レストランは大袈裟なメニューを表示して一人でも多くのお客さんを呼び込もうと必死になる。挙げ句の果てには食材と異なるメニュー表示迄行ってインチキが横行し始める。

そもそも舌が肥えて(食に対して教養が発達して)居さえすれば「虚偽表示だ 々 」などと大騒ぎすることも無いのに五感が鈍いばっかりに騙されて後で文句言う情けなさ、惨めさ。

  食べ物の話は主たるテーマで無いのでこの位にして・・・

音楽の選曲にも同じようなことが起こっていてこちらはなんとも困ったことだと思っている。

競ってはやりの曲を選び、その上たった一枚出ているCDを暗記するほど聞いてそれをなぞって演奏を仕上げ、素知らぬ顔をしてステージに乗せる人が少なからず居る ! まさかプロの世界にはそのようなことはあるまいと信じたいのだけれども、たまに珍しい曲を選んで「これをやりましょう」と言うと決まって「音源は ? 」と聞かれる。音源とはその曲のCDはありませんか、と言うことらしい。! え ! まさかプロが人様の創造物をそっくり真似するつもりなのでは無いでしょうね、と問い返す訳にも行かないのでもごもごと言い淀んでいると「音源無いとねぇ…」と不満げなのが不安。

そもそも耳が肥えて(音楽に対して教養が発達して)居さえすれば「音源 々」と騒ぐ必要も無いのに・・・
世の中いろいろと便利になってくると人間と言うものはそれを賢く活用することを忘れて便利の中に埋没してしまうらしい。

心のごはんが身体のごはんと似たようなことになってしまっては困るのだがなぁ !