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Jin's Diary&Essey

  #709
変わりゆく日本語
Date: 2013/09/30(Mon) 
日曜はスポーツ放送に明け暮れる.いい気持になって試合の運びを観ていると,ひんぱんに珍妙な言葉遣いが飛び交う.
   残像が残る・・・
      先に先制する・・・
         最初の初打席・・・
            最後のフィニッシュ・・・
スポーツのアナウンサーや解説の元選手が目の前で激しく推移する戦況を伝えようとして言葉を乱発する.殆どの場合,咄嗟の
発言だから吟味する間もなく浮かんだ言葉を喋っているに違いない.
あのMr.ジャイアンツの独特の造語や間違った言葉遣いは"ご愛嬌"・・・と笑って済まされていたらしい.けれども職業としてマイクの前で喋る人に「ご愛嬌」は百歩譲ってもあり得ない.

さらに・・・

先日来,激しい天候異変に日本中が悩まされた.
中でもあの「竜巻」に遭遇された方は魂消たことだろう.その竜巻の報道で気になる日本語があった.
竜巻 たつまき のアクセントは 襟巻き 海苔巻き と同じ ⤴→→ だと長い間思っていた.
ところが,この時のアナウンサーの殆どのアクセントは 春巻き のように 「右肩上がり」で発音していた.

そしてまた・・・

経済指標でもあるまいに「右肩上がり」で発音することが多くなったと気がついたのは20年以上も前のこと.
テニスの中継を観ていたら サ⤴ーブ レシ⤴ーブ のように なんでも右肩上がりのイントネーション.

以来,気になって居るのだが,この右肩上がりの言い方はアッと言う間に広がって今や 「サ⤵ーブ」 などと言おうものなら
「サ⤴ーブ」のことですか?  などと聞き返されてしまう.憤懣やるかたない思いだ.

慣用句やオノマトベの正しい使い方,などには関心があるらしくクイズの問題にもなったりして大騒ぎしているが,アクセントやイントネーションで「どちらが正しいと思うか?」などという出題もしてみたらどうかと思う.