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Jin's Diary&Essey

  #705
文化 ! !
Date: 2013/08/25(Sun) 
「サッカーはその国の文化だ…」と言って憚らないあの釜本の言葉は傾聴に値する.

近隣諸国辺りのチームと対戦するときに相手の振る舞いにイライラする事がないこともない.
ファウル寸前のアンフェアーなプレイを審判の目を欺きつつやらかす.日本の選手はじれったいほど礼儀正しく(と言うのも大袈裟だが)ボールを蹴ってあっさりと奪われたりしている.丁度(格下の国々との)外交を観ているような苛だたしさやもどかしさを覚えるのは僕だけなのだろうか.

だからと言ってヨーロッパのサッカーがジェントルマンシップに満ち満ちたスマートなプレイぶりか、といえば必ずしもそうでない.けっこうずる賢いプレイがあったりするけれど、高い技術と長い歴史から来るのであろう"風格"のような物のおかげでラフプレイやファウルまでも「必然性」があったように見えてしまうのは所詮素人の僕の思い違いなのか.
「サッカーはその国の文化だ…」うべなるかな

…とここ迄は例によって前振り・・・

[市民の合唱はその国の文化] という愚見を述べたくてここに書いている.

…どうだ巧いだろう!と言わんばかりの出入りや並び方やコスチューム.同様に特権意識の塊のような選曲と大袈裟な表現…
コンクールという、競争と順位付けの場なので「当たり前じゃぁないか」と開き直られても仕方ないが、見聞きしている身になれば「音楽している」姿とかけ離れた「非本質的な行為」と感じてしまうのは辛い.

合唱の専門家を作ろうとしている音楽大学はヨーロッパと違って日本には無い! 従って指揮も作曲もほとんどいい手本など無しにヒドい自己流がまかり通る.必要以上大袈裟な身振りの指揮、入賞だけが目的のおどろおどろしい書き下ろしの曲・・・

「真理を求めて進歩・向上を図る、精神的活動・・・文化」以前の醜い「時間とエネルギーの浪費」に気づかない内は合唱も吹奏楽もオーケストラも、市民達の音楽活動は"文化"の手前で渋滞し続けるのだろう.

きょうまでの僕の人生は、その殆どの時間を「文化としての音楽活動」たらしめるためのアマチュア指導に投入して来た.
多少の成果が上がったか否か、それは死んでから先の評価でしか分からない.