[トップ] [検索] [管理用]
Jin's Diary&Essey

  #699
今年の香川二期会
Date: 2013/06/23(Sun) 
縁あって四国・高松の市民団体「香川二期会合唱団」と巡り会って40数年が過ぎた。
師匠,岡本敏明教授の命で坂出市の高校を指導に行ったのが始まりで,やがてその帰途にこのグループを一度聞く機会があり,本格的に関わりを持たせてもらうようになったのが1972年,ヨーロッパから帰って来てからの事。

指揮者としてオーケストラとオペラに専念するつもりで行ったロンドン,ローマ,ルツェルンその他だった,しかし日本に居て考えた事は向こうでの環境,状況,事態等さまざまな場面に遭遇しているうち「日本人としてこれからどう働かなければならないか」を深く考え,思いもよらない結論を見る事になった。  それは・・・

  ⓵ 国全体の音楽環境の整備,東京のみに偏ったsituationを国全体に広げなければならない事
  ⓶ そのために,拠点となる地域を定め東京に劣らない水準のグループと聴衆を育てる事
  ⓷ 中でも,中心となる「優れた指導者」をその地域から生み出す事
  ⓸ ちいさな「お楽しみ倶楽部」から早く脱出させて,真の「市民文化団体」を確立させる事,etc.

実現のために,たんなる臨時の訪問指導者でなく腰を据えて「土地を耕し,種播き・育成」をじっくりとおこなう決心が要った。
地域の文化環境が向上する事で自ずと日本全体が向上し,将来,ロンドン,ローマ,ルツェルンで耳目にしたような豊かな音楽環境が出現するであろう(この事は卒業して直ぐに働いた群馬のオーケストラ時代から考えていた事)と思った。

さて,46回目の今年のコンサート,7月15日に行われる。詳細はここにある。   http://www.kagawanikikai.com/

  ヴォーン・ウィリアムズ「misa in G」 は何回目かの演奏で,このグループお得意のレパートリー。
  清水脩 の「山に祈る」は,知る人ぞ知る日本の合唱曲の古典名曲。
  加えて,橋本国彦,ホーソン,ジョーンズ,シャブリエ,マルシュナー等,おなじみの愛吟曲。
  フィナーレはヴェルディ・アイーダの「凱旋行進曲」

お盆休みの最中です。うどんを食べて楽しくコーラスを聴く・・・あなたも讃岐にいらっしゃい !!