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Jin's Diary&Essey

  #674
耳で摂取する栄養
Date: 2013/01/07(Mon) 
「音楽はこころのごはん」と言い続けて来たのでさすがにあなたは「耳にたこ」と仰る事でしょう。
実際僕も毎日24時間音楽に囲まれて耳の休まるときがありません。

それはちょうどこのお正月休みのように食べ物に囲まれてついつい目が欲しくなって次から次へと口に抛り込んでしまうのに似ています。
おかげで、折角減量したのにアッと言う間に元通りの体重になってしまい、トホホ…なのであります。

三度のご飯をキチンと食べていれば良いのになぜかお八つに目が眩み「お煎餅やアイスクリーム」の誘惑には勝てないのです。
ラジオを付けっぱなしにしていると「お煎餅やアイスクリーム」のような音楽が溢れかえっています。
もっとも、ご飯にみそ汁・お新香や栄養ドリンクのような音楽を無理矢理に流した所でプチッとスィッチoffにされるのが落ちでしょうし、職業音楽家で口を糊している人間なんてほんの僅かで大部分の方々は趣味道楽で音楽を楽しむ事でしょうから無理もありません。そこらへんに悩みと問題を抱えてしまうのです。
目が欲しいからつい食べる、その結果・・・と同じ事で心が拒まない、むしろ欲しているのでついついイージーに聞く・・・

いいんです、個人の責任で何事も行われるのですから、お八つを食べ過ぎようがチャチな音楽に耳を傾けようが僕なぞの口出しする事でないのでしょう。

ただ、デブになったり栄養が偏って健康が保ちにくくなるように単純なリズムの繰り返しや余り気の利かない安っぽいメロディーに心を委ねっぱなしで良いのかな ? という素朴な疑問と心配がどうしても心を離れないのです。

だからと言って、四六時中ミサとオラトリオとシンフォニーと弦楽四重奏だけを耳にするべきだ ! などと云うつもりは無い。
僕にしたところで正月のウィンナワルツに惹かれたり上手なコーラスの歌うマドリガーレに思わず笑ったり、散歩していてふと気がつくとスーザのマーチを口笛吹いていたりする事はしょっちゅうなのだから・・・

ことしも、心にとって大切なご飯は何か、ということについてずっと考えて行こうと思っています。